ムール貝のヒューガルデン蒸し

1年が経つのは早いもので、気づけば年末。
今のご時勢、忘年会だとかなかなかに難しい雰囲気があり、年を越す感覚というか年末感というか、何かとても薄くぼんやりとしたまま2021年を迎える気がしてなりません。
とはいえどんなご時勢だろうとお酒が美味いのは間違いない。
かなり外の気温も寒くなってきたので少し暖かい食事と一緒にお酒を飲みたくなったりします。
そんな冬に黒板メニューとして登場したのが、ムール貝を使用した酒蒸しです。

お酒との相性が良い酒蒸し

酒蒸しといえば、材料を日本酒などで蒸すシンプルな料理。
ではあるが、素材の味を楽しめる美味しい料理であり、これがまたお酒で蒸しているだけあっておつまみとしても最高に美味しい。
材料として代表的なのはアサリだと思いますが、ハマグリや白身魚も。
バーレイビレッジでは貝類の中でも洋風なイメージが強いムール貝を使用してみました。
「酒蒸し」という名の通りでお酒を使用しているが、実際に食べるときアルコールを気にする必要は基本的にはなく、子供でも食べて問題なし。
化学的な話になってしまうが、水分とアルコール分で沸点が異なり、熱していると先にアルコール分が蒸発して飛んでいく。
そのためお酒の旨味部分だけが残り、それが素材の旨味と合わさる。
同じ成分が含まれているのだから、そりゃ当然のようにお酒との相性は良いのです。
子供でも大丈夫とは言ったけれど、ある意味でお酒の旨味部分を食べることで、将来的に酒好きになる可能性はあると思う。
むしろ気を付けて欲しい点は、だからといって大量にお酒を使用したり、沸騰させる時間が短すぎるとアルコール分が残留する可能性があること。
これに関してはどの程度の時間熱すれば良いのかという定義が難しく、情報として発信できるものではないらしい。
もし家庭で作る際に心配であれば、お酒の使用量や沸騰させる時間に気を付けてみたり、少し他の水分も加えてアルコール濃度自体を薄めてみたり、あとは代替品を考えてみるのが良いだろう。
とはいえ「お酒との相性が良い」という時点で、どちらかというと大人向きの料理だとは思っています。

ヒューガルデン蒸し?

さて、バーレイビレッジの場合は材料の貝に「ムール貝」を使用していることはさきほど触れました。
しかし「ヒューガルデン蒸し」ってどういうこと?という方もいるはず。
お酒好きの中でもビールが好きな人ならご存じかもしれませんが、ヒューガルデンはビールです。
ベルギーで作られている「ホワイト・ベルジャン」というタイプのビールでして、ざっくりわかりやすく言うと白ビール。
飲み口が軽やかで苦味は控えめ、副材料に香辛料も使用しているので非常に香りが豊か。
バーレイビレッジでは普段からこのヒューガルデンを樽生ビールで飲むことができますが、それを料理にも使用したのがこのムール貝のヒューガルデン蒸し。
そう、ただの酒蒸しではないのです。
海外ビールのヒューガルデンを使用した酒蒸し。
飲み物はもちろんヒューガルデンは相性が良いですし、白ワインなども相性ばっちし!
お酒がついつい進んでしまう黒板メニュー、どうぞお楽しみください。