地元民も知らない!?五反田隠れ家スポット!

お店の場所がわからない。
初めましてのお客様だとよくある話です。
ところが、バーレイビレッジは2~3回目でも迷うそうです。
大きいビルの奥深くにお店があるとかそういう話ではなく、なんなら1階にある路面店です。
看板を出していないとか地図に記載されていないとかでもありません。
なぜ迷いやすいのか、改めて自分の店の立地を見てみることにした。
(若干、切なさを感じています)

五反田東口壱番街

最寄駅は五反田。
東京都民であればご存知かと思いますが、JR山手線の駅で渋谷と品川の中間あたり。
他にも東急池上線や都営浅草線も利用でき、電車のアクセスはかなり良い土地だ。
電車だけでなく車でも便がよく、国道1号線沿いという最強クラス。
お店はそんな五反田の東口側にある。
一部の五反田ユーザーであれば「五反田東口」の時点でなんとなくイメージが沸いたであろう。
実際にそうでもあるのだが五反田東口は「歓楽街」の一面を持つ場所。
夜になると活気が出てくるエリアなのだ。
とはいえ、五反田はビジネス街でもあり住宅街でもあり歓楽街でもあり、といった混在したエリアなので東口全体が歓楽街という訳ではない。
五反田駅東口から歩いてすぐの場所、そこに一部分的に集中してそういう店舗がある。
少し歩けばオフィスがたくさんあるし、なんなら奥側には高級住宅街も広がっている。
想像以上に住み心地の良いエリアであり、ちょっとした穴場スポットだと思っている。
スーパーもあるし近隣での飲み食いには困らないし、最近ではドン・キホーテもできたので大変便利な場所だ。
さて、そんな五反田東口なのだが、店がどこにあるのか。

そう、思いっきりその歓楽街にある。

さらに注目すべきはその歓楽街の「脇道」ということ。

最初の画像をご覧頂けただろうか?
あれが脇道の入り口。
自分で言うのもなんだが、これはもうディープスポットな予感しかしない。
五反田西口にも「五反田ヒルズ」と呼ばれ、ディープスポットで人気の場所がある。
しかしこの「壱番街」も五反田のディープスポットとして双璧を成す存在で、もしかしたらよりディープなのではないだろうか。
実際にお客さんからこんな声を聞いたことがある。

お客様A「近くに10年以上住んでるけど、この通りは初めて通った。」
お客様B「五反田の東口でも飲むけど、この道の存在を今まで知らなかった。」
お客様C「素人が通ってはいけない道だと思ってた。」

すごい言われようである。
このままだと通ってはいけない道という印象が残ってしまうので、壱番街について少しばかり紹介しようと思う。

バーやスナックが多い、ザ・ディープスポット

この壱番街、実はかなり短い路地で100mもない。
測ってみたところ、約70mとのこと。
間違えて入ったところでダッシュすれば15秒くらいで抜けれるので安心して欲しい。
しかし大人になるとそのダッシュも厳しくなってくるもの。
ちょうど中間地点あたりにバーレイビレッジがあるので、そんなときは休憩がてらビールやハイボールを飲むのも1つの手だ。
さて、そんなコンパクトな壱番街であるが、この短い通りに実は飲食店が約20店舗も存在しているという驚きがある。
食事も可能なお店もあるし、お酒が主体のお店もあり、また雰囲気もバラエティーに富んでいる。
バーレイビレッジもご飯を食べられるお店であるが、他にも和食を中心としたお店や質の良い焼き肉のお店だったりと、通りの外見からでは想像できない部分も。
比較的に多いのは、カラオケバーやスナックだったりと昔から大人が楽しんできたお店で、遅い時間になると歌声が通りにまで聞こえてきたりと雰囲気が出てくる。
そう、知れば知るほど、掘れば掘るほど面白みが増してくる通りが、この五反田壱番街。
面白さを体感してしまったがゆえに、連日のようにこの通りで飲む方も少なくない。
とはいえ否めないのは、強烈なディープ感。
いきなりの夜はハードルが高いかもしれない、というのが心配点だ。
そこで案内しておきたいのが、なにもこの通りの飲食店がどこも夜だけの営業をしているわけではないことだ。
夜が行きづらければ、まず昼に行ってみれば良い。

初めてはランチの時間がおすすめ?

明るい時間帯であれば、さすがにこの壱番街も雰囲気が大きく変わる。
平日は近隣でお仕事されている方々がご飯を食べに歩くのだ。
夜と比べれば昼に営業しているお店の数はかなり少なくなるが、それでもこの短い小さな壱番街でご飯の選択肢がある。
普段は大きな通り沿いにあるお店でご飯を食べがちかもしれないが、様子見がてらでフラフラ歩いてみて欲しい。
外から見てた壱番街と、実際に歩いてみた壱番街、印象が異なるのではないだろうか。
(ただし昼に限る。)
なによりもお昼の時間帯はリーズナブルに済むし、店内の雰囲気を見れることで夜にも行けるだろうかの調査にはもってこいだ。
バーレイビレッジで食べることができるお昼のメニューは2つ。
「ビール屋さんのドライカレー」と「切り落としローストビーフのランチプレート」だ。
特にローストビーフは五反田界隈ではあまり食べることができるお店が多くないので、ぜひともトライしてみて欲しい一品。
味を気に入ってくれたのか雰囲気を気に入ってくれたのか、最初にお昼の時間帯にご来店され、それがきっかけで夜にも遊びに来てくれる方も。
ディープな場所だからこそ「隠れ家」にもなるが、そういう場所こそ最初の一歩が難しい。
そんな五反田壱番街、まずはランチの時間に挑戦してみるのはいかが?