「山崎」簡単には手に入らない、世界に誇る日本の美味しいウイスキー①

ウイスキーやハイボールを普段飲まない方でもその名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。
「山崎」は日本を代表するウイスキーの1つ。
とても人気があり、その名前は海外のウイスキーファンにまで広まっています。
ところが、今その山崎が簡単には飲むことができなくなってしまいました。
ウイスキーを販売している酒屋などへ探しに行ってみると、日本のウイスキーのコーナーに山崎の姿が見当たらないのです。
お店にないのであればとネット上で探してみると、本来販売されていた値段よりもかなり高い金額で転売がされています。
この状態は長らく続いていて、どこに行けば山崎を飲めるのかというレベルに。
なぜ、このように簡単には手に入らないウイスキーになってしまったのでしょうか。

ハイボールブームが引き起こした山崎の品薄

大きなきっかけの1つとして、ハイボールの人気上昇があります。
居酒屋に行き、ビールよりもハイボールという方が今では多い印象が。
健康志向でビールのプリン体を気にしてハイボールという方もいますし、そもそも今まで飲んでこなかったけど美味しいじゃないかと気付いた方も。
居酒屋でハイボールが安く飲めるお店が多いのもその理由の1つでしょう。
それにしてもこの人気上昇は急激でした。
これはサントリー角のCMが火付け役と言われています。
さらに朝ドラマで「マッサン」が放映され、勢いが止まらぬ状態に。
この勢いはウイスキーを生産してる側も計算外だったようで、予想を遥かに上回る販売量となった結果で生産が追い付かなくなってしまいました。
山崎やサントリー角などなど、ウイスキーは生産するのに年数を必要とします。
「10年」とか「12年」とかウイスキーに年数が表示されていることに見覚えはないでしょうか?
その数字はウイスキー造りには欠かせない「樽で寝かせている年数」を意味します。
年数が表示されていないウイスキーもたくさんありますが、それらも同じように樽で寝かせている時間が必ず存在します。
そのため、急激にウイスキーが売れたからといって生産する量を増やしてもそれを飲めるようになるまで何年も待たなければいけないのです。
今後もハイボールの人気は続いていくと思われるので、生産量が増えたことでまた飲めるようになれば良いなと思います。

受賞を重ねる、海外でも人気の山崎

ハイボールの人気上昇だけが原因ではありません。
日本を代表するウイスキーの1つである山崎は世界でも人気があります。
世界ではお酒に関するコンテストが様々に開催されていて、山崎はそれらのコンテストで受賞を重ねてきました。
これは世界クラスでも認められたウイスキーであるということ。
このため海外のウイスキーファンからも注目が集まり、山崎を買いたい飲んでみたいという人たちがどんどん増えています。
ハイボールの人気向上と共に、国内だけでなく海外からの需要が増えたこと、この2つの影響はとても大きく在庫不足へとつながっていきます。
また、在庫がみるみる減っていくという状況になると、コレクションをしたいウイスキーファンの間では「今のうちに買っておかなければ」という考えも生まれます。
海外から日本に来て、店舗で山崎を見つけたらとにかく買っておく、という方がけっこーいたという話を聞きました。
今となっては手遅れですが、僕も買っておけば良かったなと思っています。
山崎って本当に美味しいんですよね。

ところで山崎ってどんなウイスキーなの?

山崎はサントリーのウイスキー。
日本国内にウイスキーを製造するための蒸留所があり、その場所は名前と同じく山崎。
豊臣秀吉と明智光秀が戦った「山崎の戦い」で知られる土地で、京都と大阪の間らへんをイメージして頂ければ近いかと。
電車で行けるので興味がある方はぜひ蒸留所見学へ!
蒸留所は1923年から操業が始まり、様々なウイスキーが製造されてきましたが最初から山崎があった訳ではありません。
山崎が生まれたのは1984年。
そう、意外とですがまだ半世紀も経ってないんです。
蒸留所ができてから約60年経ち、日本で代表的な「シングルモルトウイスキー」を作ろうということで誕生したのです。
歴史的に深いとはまだ言えないかもしれない山崎ですが、すでに多数のコンテンストで受賞を重ね、正に日本を代表するシングルモルトウイスキーに。
日本に生まれ、ウイスキーに興味を持ったのであれば、外すことができないのが山崎。
一度はぜひ飲んで頂きたいです。

五反田で山崎は飲める?

一時期はチェーン店でも飲むことができた山崎ですが、最近は見かけることが少なくなりました。
今はお店でも店舗を選ばないと飲めない状況です。
五反田という街の単位では山崎を飲めるお店がどの程度あるのでしょうか。
バーレイビレッジではかろうじて仕入れさせてもらえています。
山崎、シングルで900円。
こういう状況下というのを考えると安過ぎるとも思えますが、これからウイスキーに興味を持っていろいろ飲んでみたいという方たちのためにも、気軽に入門できる値段で。
とはいえ、もし売り切れてしまったときはすいません。