スイカのハイボール

とてつもない暑さが続いてます。
夏ってこんなに暑かったでしょうか。
普段であれば五反田のソニー通りはどの時間帯でも人通りが多く、ビジネス街でもあり繁華街でもあり、そして住宅街も近いというのがよくわかるほどです。
しかし日差しの強い時間帯は五反田のどの通りも人影が少なく、みなさん屋内に退避しているようです。
さすがにこの暑さではマスクしながらの外出は難しいですよね。
僕もできるだけ暑い時間帯は屋内にいるようにして、買い物などは夕方以降の少し涼しくなってからにしています。
さて、夏ということもありスーパーの品揃えも青果コーナーは変化しています。
お家で食べる用に僕がよくチェックするのは、枝豆。
茹でたての枝豆って本当に美味しい!
暑いのは好きじゃなく夏はしんどいなと思うのですが、この茹でたての枝豆を食べるのは毎年楽しみにしています。
他にもトウモロコシだったりスイカだったり。
今回は季節のフルーツハイボールで「スイカ」を使用していますので、スイカの話。

スイカって果物じゃないのでは?

まぁみなさんご存知だとは思いますが、スイカは野菜に分類されます。
樹木でなるものが果物。
スイカは樹木ではないので野菜。
自治体によって分類をどちらにするか異なることもあるようですが、一般的に分類するのであれば野菜という意見が多いのではないでしょうか。
とはいえですよ、あの甘さはもう果物!
贅沢感ありますし食後に食べることが多いですし、実際に食べるとき「この野菜美味しいー!」って思いながら食べないじゃないですか。
なので季節の「フルーツ」ハイボールですがスイカを使わせてもらいます。

すいかの名産地

書いている途中で思い出したと言いますか、頭の中で勝手に流れ始めたのですが、すいかの名産地って歌ありましたよね。
小さい頃に聞いたり歌ったりした程度だとは思いますが、あの繰り返し系のメロディ&歌詞はもう洗脳と言っていいレベルで頭に刷り込まれます。
ひたすらに「すいかの名産地」という歌詞が登場するのに、その名産地がどこなのかもまったくわからない。
それ以上に歌詞の意味がよくわからない。
何を歌わされてたんでしょうかね、あの頃の僕たちは。
ちなみに実際のスイカの産地、日本では「熊本」「千葉」「山形」などなど。
幅広い地域で栽培されているのも、人気のある食べ物の1つだということなのでしょう。
たしかに夏はスイカを一度は食べておきたい気持ちがあります。
それほどの夏の風物詩。
とはいえ、一人暮らしではサイズの問題があり食べづらいのが悩みどこですね。

スイカに塩をなぜかける?

スイカのハイボールの画像を見て頂ければわかるかと思いますが、グラスに何かが付いていますよね。
これは何かというと「塩」です。
カクテルなどでこのようにグラスのフチに塩を付けることを「スノースタイル」と言います。
なぜ今回はスノースタイルにしたかというと、もちろんスイカからの連想。
しかしその連想をしない人も多いかと思います。
僕も「スイカに塩をかける」という食べ方を知ってはいますが、実際には食べるときに塩をかけることはありません。
そもそもなぜ塩をかける人がいるかというと、塩をかけてスイカと一緒に食べることで「スイカの甘味が増す」という話からです。

どういうこと???
塩は甘くないじゃん???

正解です。
塩をかけたからといってスイカが甘くなることはありません。
塩の辛味を感じることで、スイカの甘味をより強く感じよう、というものです。
これは「対比効果」と言われ、2種類以上の異なる味を混ぜ合わせたことで、よりその味を強く感じる現象です。
舌の感覚を利用した食べ方であり、今では少なくなってますが昔は定番の食べ方。
気軽に試すことができると思うので、気になった方はぜひ食べてみてください。
昔はきっと、夏場の暑さで汗をかいたときに食べられる、みずみずしいスイカの水分とかけた塩の塩分、そして甘さを感じられるご馳走、という最高の組み合わせだったのではないでしょうか。
ポカリとかないですしね。

そんな食べ方の文化を感じることもできるよう、今回はスノースタイル。
もちろん好みでなければ付けないパターンでも作ることができますので。
また、グラスに付いた塩は飲みながら自分で口に入れる量を調整するのがオススメの飲み方です。
ハイボールで夏らしさを感じてもらえればと思います。