ウイスキーを知りたい。
でもたくさん種類があるしどこから始めれば良いかわからない。
誰もが最初に通る道であり、最初に立ちはだかる大きな壁です。
僕も初めてウイスキーを知ろうと思ったときは同じことを思いました。
普段ハイボールでウイスキーを飲んではいても、そのハイボールがどんな味だとかどういうウイスキーだとか考えながら飲むことって、ないですよね。
勉強用って気持ちで飲まない限り、少しは勉強してきた今の僕でも同じようにあまり考えずに飲みます。
まずは身近にいるウイスキーを普段から楽しんでいる人に聞いてみて、体験談を参考にするのは１つのパターンです。
しかしなぜか飲み慣れている人に相談すると大体同じことを言われます。
「とりあえずいろいろ飲んでみな」
「お店の人に聞きながら飲みな」
とりあえずのハードルが高い！
それができるのならすでにしてるわ！！
「いろいろ」ってどれをだよ、「聞きながら」って何を聞けばいいんだ、って。
どちらも正論で、いろいろ飲んでみたからわかることもあるし、お店の人ならいろいろ教えてくれます。
でもウイスキーを知りたいのにそれをすること自体がハードルが高く思え、大きな壁になってる人もたくさんいるはず。
という訳で、今回は「初めてのウイスキー～初めてのハジメ編～」です。
どうしてウイスキーを知りたいの？
ウイスキーを知りたい。
知識だけであれば、本やインターネットで様々な情報がを知ることができます。
でも「知りたい」ってそういうことじゃありませんよね。
なので実際にウイスキー飲んでみることは大事です。
そうと決まった場合に、選択肢は２つです。
・ウイスキーが置いてあるお店に飲みに行く
・酒屋などでウイスキーを自分で購入してみる
正直な話、どちらでも問題はありません。
それぞれメリットを考えてみましょう。
ウイスキーが置いてあるお店に飲みに行く
・自分で何かを調べたり用意する必要がない
・幅広く多種類のウイスキーを試しやすい
・お店にある＝定番、なことが多いのでそれを見て知ることができる
酒屋などでウイスキーを自分で購入してみる
・量を飲むのであれば結果的に安くなる
・ボトルを集めるという楽しみがある
・お店ではあまり取り扱わない種類も選べる
こんなところでしょうか。
当然の話ですが、どちらも異なるメリットがあります。
なので、ウイスキーが好きになってある程度の知識が付いた頃には大体の人が二刀流になってます。
でも最初は迷いますよね。
そんなときは、どうしてウイスキーを知りたいか、というのを考えてみましょう。
知ることで「楽しみたい」のか「勉強したい」のか。
前者であれば、お店に行って飲むのがオススメ。
後者であれば、酒屋で買って飲むのがオススメ。
あなたはどちらでしょうか？
ウイスキーを楽しみたい
楽しむということであればやはり気軽であることが大事だと思います。
自分の好きなタイミングでお店に行き、なんとなく気になったウイスキーを選んでみて、飲み終わっても片付ける必要もなく、十分に飲んだらお家に帰るだけ。
なによりも１杯ごとに種類の異なるウイスキーを試していけるのは楽しいものです。
ただし飲み過ぎるとお財布事情だけは気になりますが。
いろいろな種類を飲んでみてお気に入りを見つけることが、ウイスキーの楽しみ方の１つだと思います。
もしお気に入りが見つかったら、酒屋でそれを購入して自宅で安く楽しむこともできるようになります。
きっとその頃にはお店でウイスキーを飲む楽しさを知ってしまってるので、二刀流になってるはずです。
ウイスキーを勉強したい
勉強となると、むやみに最初からたくさんの種類を飲むよりもまず数種類に絞ることがオススメです。
もし「１杯飲めば味は覚えられる」という方であればこの内容は無視してください。
なんでもそうだと思いますが、反復することで覚えやすいというもの。
お手頃な価格のウイスキーで良いと思いますので、まず酒屋でボトルを購入しましょう。
そして、飲み方は自由でいいのでとにかく１本飲んでみる。
１日で全部飲むとただの二日酔いになるので、そこは自分のペースで。
１本飲み終わったら、次の新しいウイスキーを飲んでみてください。
「味が違う」という実感を持てるはずです。
同じタイミングで飲み比べをすれば「味が違う」のはわかりやすいのですが、勉強となれば違うタイミングでも「味が違う」という感覚を持てるかどうかが大事です。
これを繰り返していくことで、自分の味覚の中で各ウイスキーの味のイメージが出来上がっていきます。
なぜこのパターンが酒屋で買うのをオススメするかというと、それは単純なことです。
お店で１本飲むのと、酒屋で１本買うのと、かかる費用が大きく異なるからです。
また、お店にはそれぞれの雰囲気があります。
不思議なことにその雰囲気で味の印象が変わったりするものです。
という点から、勉強するのであればまずは酒屋で買って飲んでみることをオススメします。
しかし勉強だけではもったいないので、ぜひお店でも飲んでみてくださいね。
