竹鶴終売

先日、日本のウイスキーを代表する1つである「竹鶴」シリーズの終売が発表されました。
竹鶴17年、竹鶴21年、竹鶴25年の年数物は酒屋さんなど店頭での購入はもちろん、飲食店でも簡単に飲めるウイスキーではなくなってしまいます。
竹鶴ピュアモルトという年数表示のないウイスキーだけ販売が継続されるようですが、場合によってはいずれこちらも飲めなくなってしまう可能性があります。
これらの終売は、人気がないための終売ではなく、人気があり原酒(=材料)が足りなくなってしまったがための終売です。
以前に朝ドラマで放映していた「マッサン」が人気だったのも影響の1つで、マッサンとは竹鶴政孝、つまりウイスキー竹鶴の名前の由来になった人物のドラマなのです。
「原酒が足りないならたくさん作れば良いじゃないか」という発想はもちろんのことなのですが、ウイスキーを作るのにはどうしても時間がかかります。
それは「樽熟成」という時間が必要なためです!

年数物はその樽熟成をした時間を表したウイスキーであり、それだけの年月がどうしても必要なのです。
そのため、今現在急激に生産量を増やしたところで、年数物のウイスキーが完成するまで待たなくてはなりません。
また、生産する側はその年月の間、それらを置いておくスペースを確保しながら、しっかりと管理をする必要があります。
飲んでしまうときは短い時間でなくなってしまいますが、それまでの過程にはとても長い年月と苦労があるのです。

竹鶴シリーズの年数物がいずれ復活することを楽しみにしながら、またこれから作られるウイスキーがどう熟成されていくか期待しながら、のんびりと待っていきたいですね☆